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『マルチメディア』とはどんな意味か?【まとめ】

   

技術者試験で出題された「マルチメディア」という言葉の意味についてです。

応用技術者試験に『マルチメディア』が出題

平成25年度秋・午前の応用情報技術者試験・第26問に以下の問題が出題されていました。

問 動画や音声などのマルチメディアコンテンツのレイアウトや再生のタイミングをXMLフォーマットで記述するためのW3C勧告はどれか。

答 SMIL

『マルチメディア』とは何ぞや?

ここで注目したいのは「マルチメディア」という言葉。よく聞く言葉ではあるのですが自分の中で意味が曖昧だったので、ここでまとめておきます。IT用語辞典e-wordsによると、

コンピュータ上で、文字、静止画、動画、音声など、様々な形態の情報を統合して扱うこと。単に複数の形態の情報を統合するだけでなく、利用者の操作に応じて情報の表示や再生の仕方に変化が生まれる双方向性(インタラクティブ性)を持っていなければマルチメディアとは言えないとする考え方もある。

とあり、これが本来の意味のようです。

『マルチメディア』には他にも意味があった

一方、Wikipediaには

  • 出版業界を主として、クロスメディアやメディアミックスのことをマルチメディアと呼ぶことがある。例えば、漫画や小説などの出版物原作を積極的にアニメ化やゲーム化、ドラマCD化していくことを「マルチメディア展開」や「多メディア展開」と呼ぶなど。
  • 1980年代にはパソコンの宣伝文句として、磁気テープ以外にフロッピーディスクやハードディスクが記録メディアとして利用できることをマルチメディアと称していた。
  • バズワードだった「マルチメディア」

とあり、コンピュータの世界以外でも「マルチメディア」という言葉が使われている(または使われていた)経緯があるようです。

まとめ

ここら辺のコンピュータ以外の世界での使われ方によって、私は混乱していたのかなと思います。

 - マルチメディア, メディア