新日本プロレスとFF14新生エオルゼアから学ぶコアユーザーとライトユーザの共存
「新日本プロレスの復興」と「FF14(ファイナルファンタジー14)新生エオルゼア」から、今後のサービスとコミュニティの有り方を考えます。
新日本プロレスの復興
少し前にネットで流行っていましたが、新日本プロレスは「東京ドームに実数で観客35,000人を集める」ほどの人気ぶりのようです。PerfumeとかAKBなどの人気アイドル、アーティスト並みの人気ぶりですね!
コアなユーザーがライトユーザを拒絶していた
──プロレスオタクだと思われたくないファンもいますよね。
コアなユーザーがライトなユーザーを拒絶していたがために、プロレスが衰退していった面もありました。僕は“すべてのジャンルはマニアが潰す”と 思っていますから。ただ、今のプロレスに関しては、そんな排他的なコアユーザーは少なくて、みんなでプロレスを盛り上げたいという気持ちが強い。
なるほど、既存のユーザがライトユーザが入ってくると「にわか」呼ばわりして排除しようとする様が想像できます。
ライトユーザの取り込みに成功
──新日本プロレスの会場には女性の姿もチラホラ見えるようになりましたね。
「イケメンレスラーが増えましたからね。そろそろイケメン選手を題材とした“薄い本”ができてもおかしくないですよ。ちなみに薄い本というのは同人誌のことなんですが」
ライトユーザを取り込む仕組みが出来ているのかと思います。
「FF14(ファイナルファンタジー14)新生エオルゼアの運営」も似ていると思う
話は変わりますが人気MMORPG『FF14(ファイナルファンタジー14)新生エオルゼア』にたまに思い出したようにログインして冒険しているの ですが、ここで以前はとっつきにくいと思われていたオンラインゲームをライトユーザでも手軽に楽しめる仕組みが作りこまれているのを感じています。
もっとも感じるのは「コンテンツファインダー」と呼ばれる自動パーティ結成システム。これがあるおかげでネット上で他のプレイヤーに話しかけてパーティを募集するストレスから解放され、一人でもストレスフリーでゲームを進行させることが出来ます。
他にもパッチが提供されるたびに既存の攻略対象(ダンジョン、ボスなど)の難度が緩和されるなど、のライトユーザの新規参加を助ける仕組みが盛り込まれています。
まとめ
今後、多くの人が参加するサービスやコミュニティにおいては、以上の例にみられるようなヘビーユーザとライトユーザが共存できる仕組みが必須になるのではないか、と思ったのでした。