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流し読みでも理解できたXML初心者向けオススメ本

   

2000年ごろに起きたXMLブームから15年、XMLという技術は一過性のブームに終わることなく、現在のソフトウェアの世界ではもはや常識として広く利用されています。

かく言う私も日常的にXMLファイルをいじっているのですが「そもそもXMLとは何ぞや?」ということを勉強しないままに月日を過ごしてしまいました。

そんな私がXMLについてもう少し深く知っておきたいと思い手を取ったのが「10日でおぼえるXML入門教室」です。

本書は具体的なサンプルを打ち込んで手を動かしながらXMLとその周辺技術(XSLT,DOM,DTD,XML Schema)の理解を深めることができます。

私の場合はザックリとXMLについて理解したかっただけだったので、実際にコードを打ち込んで実行することはしませんでした。

正直流し読みでしたが、そういう読み方でも理解できるわかりやすい説明だったと思います。

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XMLとは何か?

これだけだとあっさりしすぎかと思ったので、ここからは私が本を読んで理解したところの「XMLとは何か?」を少し書いてみます。

XMLとは「eXtensible Markup Language」のことで、その名のとおり「マークアップ言語」です。

ベースはプレーンテキストであり、任意のテキストを任意のタグ(タグ名は自由に設定できる)で囲んでマークアップします。

マークアップすることによりテキストにどういう意味があるのかを表現することができ、またプログラムに理解させることができます。

同じマークアップ言語のHTMLと見た目が似ていますが、HTMLがWeb専用の言語であるのに対してXMLはより汎用的な言語であり、Web以外にもスタンドアローンなシステムでも普通に利用されています。

XMLを変換・整形するXSLT,DOM

XMLはデータベースとしても利用されていることからも分かるように、要するにデータを記述する言語です。

そのデータベースであるXMLからデータを取り出して変換・整形する役割をする周辺技術がXSLTとDOMです。

XSLTを使うことにより例えばXMLをHTMLに変換することができます。

あとがき

10日でおぼえるXML入門教室」にはもちろん、より詳細で正確な説明が書いてあります。おすすめです!

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