本で読んだ知識を定着させるにはブログに書評記事を書こう
2017/05/12
せっかく本を読んでも3日で内容を忘れてしまうとお悩みではありませんか?
私は本を読むとき、あることを実践することで驚くほど本の内容を吸収し、使える知識として定着できるようになりました。その方法を紹介します。
ブログで書評記事を書くと驚くほど知識が定着す
本の内容を自分の知識として定着させるとっておきの方法とは「書評記事をブログに書くこと」です。
私はこのブログの記事として多くの書評記事を書いてきました。書評記事を書くようになってから、本を読むときの精度が飛躍的に上がったことを実感しています。
なぜ書評記事を書くと本の知識が定着しやすいのか
ではなぜ書評記事を書くと読んだ本の知識が定着しやすくなるのでしょうか?
そのポイントは「他人に説明する」というところにあります。
一般的に自己啓発のために本を購入して読む場合、誰かに読んだ内容を説明する義務はないためどうしても真剣に読めないです。ひどい時には本を購入しただけで満足してしまうこともあります。
しかしブログに書評を書くという目的がある場合、本の内容を理解することは絶対条件なので、嫌が応でも本に書いてあることを理解しようと真剣になります。わからないところを安易に読みとばすことがなくなります。
他人に説明するつもりで読む作業は、本の内容を自分の中で論理的に再構築しながら読むことです。この作業が本の内容を頭に定着させることになるのです。
さらに書評記事の場合は自分にとってその本の内容のどこがどう重要なのか、意味があるのかを考えることになります。この作業をすることで、本の知識が使える知識として自分の中に定着するのです。
書評記事を書くときに気をつけること
ここでは本の知識を頭に定着させるための書評記事の書き方を紹介します。
第1に心がけてもらいたいのは「感動した本の書評を書く」ということ。感動した本の書評を書くことで、知識定着の効果が最大限に得られます。
感動していない本の書評を書いても効果はあるのですが、限られた時間というリソースの投資対効果を最大にするには感動した本のみ書評を書く方がパフォーマンスが高いです。
なぜ感動した本の書評を書いた方が良いかというと、感情と記憶には深い関係があるからです。つまり感動した本の方が記憶が定着しやすいのです。この法則については以下の「上達の法則」という本に詳しく書いてあります。
上達の法則 ←上達の法則の詳細についてはこちらに記事を参照ください
第2にネタバレ記事はダメということです。すでに説明したように自分の解釈というフィルターがかけて読むことが記憶定着につながるのですが、ネタバレ記事だとこの視点がないため、記憶定着効果が薄まってしまうからです。
書評記事はブログのアクセスアップにもつながりやすい
最後におまけとして書評記事のブログアクセスアップ効果について。
書評記事は安定して需要のあるテーマなので、安定したアクセスが見込めます。特にみんなが読んでいる話題の本の書評の場合は結構なアクセスが見込めます。
また書評記事は大体1000文字以上の長い記事に自然となるので、いろいろなキーワードを含んだロングテールでの検索エンジンからの集客が見込めます。いわゆる長文SEO効果ですね。
本は世の中に無数にあるので、ネタ切れに悩むブロガーさんは書評記事を書けばいいと思いますよ。
まとめ:さあブログに書評記事を書こう
以上「本で読んだ知識を定着させるにはブログに書評記事を書こう」というテーマについてお届けしました。まとめると、
- ブログで書評記事を書くと驚くほど本の知識が定着する
- その理由は「他人に説明する」ことで自分自身の中に論理構造を再構築するから
- 書評を書くなら「感動した本」を選ぶこと。ネラバレ記事は避けること
- 書評記事はブログのアクセスアップにもつながりやすい
ということでした。
現在ブログを持っていない人でも、今は簡単に無料でブログを作れるので、すぐに書評を書くことができますよ。とにかくまずはやってみましょう。