お金持ちの教科書　加谷 珪一

加谷 珪一さんの処女作であり出世作。

５０００万円から変わるお金の価値

資産１億円からがお金持ちの入り口だが、実際には資産５０００万円からお金の思考回路が変わり始める。

Eさんは、お金持ちとしてはかなり貧乏な部類に入るのかもしれないが、思考回路はまぎれもなくお金持ちになったのだ。

５０００万円は運用するにはたしかにすくないが、運用で稼げるギリギリの金額である。それだけの資産を手にしたEさんは、どんなことがあっても絶対に減らしたくないのである。

（中略）

「残念ながら、今の金額では運用だけで生活するのは無理です。下手すると資産をなくしてしまいます。ですが、その５０００万円を絶対に失いたくないという気持ちはよくわかります。」

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