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私が神田昌典さんを好きな理由

      2016/04/30

私が神田昌典(かんだ まさのり)さんを好きな理由について書きます。

神田昌典さんのビジネス理論が好き

まず最初に一応断っておかなければならないのが、私が神田さんに恋愛感情や性的な感情を持っているということでは全くないということだ。

そうではなくて神田昌典さんのビジネス理論にいたく感銘を受けているということである。

といっても私が神田さんの本をたまたま手に取ってから、まだ1ヶ月もたってはいない。私はそれまで神田昌典という存在をこれっぽっちも知らなかったのである。

神田さんについて調べてみると、もう10年以上前から活躍していたカリスマ・マーケッターだったことがわかった。だけどこれっぽっちも知らなかった。そもそもビジネス書をまじめに読んだことがなかったから接点がなかったんだろう。

そんなビジネスど素人の私にも、神田昌典さんの本はビビッときた。いっぺんに好きになってしまったのである。

ビジネス理論は好き嫌いで判断すべき

2chなどを見ると神田昌典さんのビジネス理論には賛否両論があるのがわかる。好きな人はすごく好きだし、嫌いな人は徹底的に嫌いなのだ。

やれオカルトだの詐欺だのと言うものもいる。

しかし私はビジネス理論というのはそもそも「正しいか間違っているか」を追求しても意味がないものだと考えている。

それはどんなに良いアドバイスであってもそれを受ける人によって「合うか合わないか」があるからだ。例えば体質が違えば最適な健康法やダイエット法も違うことと似ている。

だからビジネス理論やアドバイスやビジネス書がたくさんあるのは良いことである。私たちはその中から最も自分に合った本を選び出せばいい。どのビジネス理論を選択するかはその人その人の趣味やスタイルの問題なので、他人がとやかくいうことではないと思うのだ。

またそもそもビジネス理論は学問ではないから科学的に証明するのが難しい。証明されるにしても、その頃にはすでに陳腐な法則になっているだろう。

私が神田昌典さんを好きな理由

では本題の、私がたくさんあるビジネス書からなぜ神田昌典さんの本に魅力を感じたのかを語ろう。以下の3点である。

  1. 成功さえすれば(お金さえ儲かれば)幸せになれるわけではないと言っているところ
  2. 人を安易に切り捨てないところ
  3. マーケティングのみならずビジネス全体、人生全体、社会全体へとスケールが大きくなるところ

成功さえすれば(お金さえ儲かれば)幸せになれるわけではないと知っている

神田さんの初期の書籍には「短期間で売上を倍増させるノウハウ」が書かれている。有名なPASONAの法則は多くのアフィリエイトサイトのランディングページ(売りページ)に応用されていることをかんがみると、PASONAの法則がいかに売れるメソッドなのかが分かる。

だから神田昌典さんメソッドを実践すれば確実に儲かる!のだが金が儲かってめでたしめでたし…とならないのが神田昌典さんの魅力。

話しには続きがあって「成功者には影のように不幸や災難がついてくる」ということを「成功者の告白」という本に書いている。

ここに神田さんのビジネス理論の深みと真実味を感じます。

私自身はたいしてお金持ちではないけれど、大金持ちがむしろ不幸というのはなんとなく予感があって、共感できるんです。

人を安易に切り捨てない

神田さんのビジネス理論には「思いやりをもって人にやさしく」という面があっていいなと思います。

これは「言うはやすく行うは難し」で、もしもあなたが経営者になったら無能で問題を起こす社員には正直辞めてもらいたいって思いますよね?

しかしここで安易にクビを切らないのが神田的マネジメント。といってもただの綺麗ごとではありません。いわく「問題社員を切れば、別の社員が問題を起こすようになります」と。。

えー!!目からウロコでしたね。でもこれにも思い当たる節があります。神田メソッドでは問題のある社員を「会社がかかえている歪みを引き受けている存在」としてとらえます。だから問題社員がいなくなっても会社のゆがみがあるかぎり、別の社員が問題を起こすというのです。

こういう考え方、シビレれます。単なる倫理道徳ではなく、ビジネスとして人を大切にする理論がいいなと思うのです。

マーケティングのみならずビジネス全体、人生全体、社会全体へとスケールが大きくなる

神田さんの初期の著作は売れるマーケティング理論を駆使して「非常識な成功法則」に代表されるような「とにかくガッポリ稼いで金持ちになる方法」というものでした。

それが中期から最近にいたるまではだんだんと、マーケティングの枠を超えて、フォトリーディングやマインドマップなどのビジネス思考法や、春夏秋冬理論などの人生論、「2022―これから10年、活躍できる人の条件」などの未来予想と、どんどん話しのスケールが大きくなっています。

抽象度も上がっていっているので、分かりずらくかつ正否の判断がつきにくくなっています。ある種オカルト的ともいえる様相を呈しているので、もうこれは「信じるか信じないかはあなた次第!」の世界かもしれません。

ともあれ私はこういうのも好きなので全然OKです。

まとめ:神田昌典さんの本を読んでみよう

以上「私が神田昌典さんを好きな理由」について述べてきました。

まとめると

  • 私は神田さんに恋愛感情がある訳ではない
  • ビジネス理論は好き嫌いで判断すべき
  • 神田さんの「成功しても幸せになれるとは限らないと知っているところ」「人を安易に切り捨てないところ」「話しのスケールの大きいところ」が好き

ということでした。

まだ神田昌典さんの本を読んだことがない人は書店で一度手に取ってみてはいかがでしょうか。もしかしたら人生が変わる出会いになるかも知れませんよ。

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 - 独立/起業, 神田昌典