洗車プロの自動車洗車テクニック7選
2016/05/12
自動車の洗車ってメンドクサイですよね。私の車は購入から8年経っていますが洗車といったら車検のときと、たまーにガソリンスタンドで機械による洗車をするくらいで自分で洗車したことは一度もありませんでした。
でも最近なんだか車の外装にツヤがなくなってきたな〜、他の車と比べてくすんだ色しているな〜、と思ったので一念発起して洗車することにしました。
そう決意したのはいいけれどいざ洗車しようにもどうしていいのか分かんないんですよね。
そこで出張洗車にお願いして車をピカピカにしてもらいました。その間に洗車のプロから聞いた自動車洗車の方法・テクニックを紹介します。
洗車テクニック1:自動車洗車の手順
まずはおおまかな自動車洗車の手順の確認を。以下の4工程です。
- 車全体に水をかけてほこりを飛ばす※スチームのでる機械の方がほこりが飛ばす力は強い
- 洗剤とスポンジ(柔らかいもの)を使って※屋根から下に向かって洗っていく
- 水分を拭き取る
- タイヤをブラッシング
注意したいのが車の屋根が洗っている間に乾いてしまうこと、カルキが白く残ってしまう。これを回避するためにこまめに水をかけること。 こんな感じの道具を使います↙。
洗車テクニック2:虫取りは虫がついたらすぐにやること
私の愛車は先日山の中を走ったためにフロントに虫の死骸がこびりついていました。けっこう目立ちます。
ついた虫は付着したその日か次の日に洗車すれば簡単に落とすことが出来ます。一週間後であっても頑張れば落とせます。しかし虫がついてから一週間以上たつと通常の洗車では汚れが落とせなくなってしまうので注意。
具体的には専用のアルカリ性の洗剤を使って落とします。虫は酸性なのです。
出張洗車では「虫落とし」のオプションでしつこい虫の汚れをキレイにしてくれます。料金は1,000円くらい。
洗車テクニック3:ブレーキパッドから出た鉄粉で塗装にダメージ
ブレーキをかけると摩擦でブレーキパッドから細かい鉄粉が出ているそうです。
そして鉄粉が車の塗装に付着して塗装にダメージを与えています。
鉄粉が付着した塗装はザラザラしてスポンジが滑りにくくなりますし、細かいキズが出来やすくなってしまいます。
こまめに洗車することで塗装のダメージを軽減したいものです。
出張洗車では「鉄粉取り」のオプションでこびりついた鉄粉をとってもらえます。料金は3,000円くらい。
ちなみに塗装の耐久性はトヨタ車が高いらしいです。
洗車テクニック4:コーティングでメンテナンスコストを下げる
コーティングというとお金に余裕のあるひとが車の見た目をよくするためにすること、と思われがちですが実際には車のメンテナンスコストを抑えてくれるものです。
コーティングをすることによって小さなキズを埋めることができますし、キズがつきにくくなります。上に書いた鉄粉もつきにくくなって塗装も長持ちします。
当然見た目もよくなります。中古査定のときにコーティングしてから持っていくと査定が10%上がるそうです。
コーティングには従来からあるポリマーコーティングとガラスコーティングがあります。長持ちするのはガラスコーティングの方ですが、ポリマーコーティングにもいいところがあって繰り返しポリマーコーティングを行うことでより奇麗になっていくという特徴があります。
ただし自分でコーティングしようとするとムラができたりして失敗する確率が高いので、ここはプロに任せた方が無難でしょう。
コスト面も考えて私はポリマーコーティングを施すことにしました。
洗車テクニック5:飛び石での塗装剥げを専用ペンで補修
飛び石によって塗装が一部剥がれてしまっていることがあります。これを放置するとそこからサビが広がっていってしまいます。
このとき最も根本的な修繕方法は塗装の塗り直しですが大変コストがかかります。※何万円とか
ここで専用ペンで上からなぞって補修するという方法があります。専用ペンは1000円前後で売っているので大分経済的ですね。注意)ペンを買うときには車のカラーと同じものを買う必要があります。
洗車テクニック6:ヘッドライトクリーニング
長年使っているとヘッドライトのカバーが曇ってくる現象がどうしても発生してしまいます。ヘッドライトカバーが曇るとヘッドライトが暗くなってしまい安全性に問題があります。
ここでヘッドライトカバーを交換するととても高くついてしまします。※数万円
そこでヘッドライトクリーニングがおすすめです。
出張洗車では「ヘッドライトクリーン」のオプションでヘッドライトを奇麗にしてもらえます。料金は8,000円くらい。
洗車テクニック7:洗車の間隔は月1回以上が目安
洗車の間隔は月に1回くらいが目安となるそうです。
よくガソリンスタンドの洗車マシーンでの洗車がありますがあれでもよいらしい。
ただ車の形を意識した細かい部分の洗車も3回に1回はやるとよいとのことでした。
まとめ:自動車洗車のプロ技はスゴかった
以上、洗車のプロ技七選をお届けしました。
まとめると、
- 洗車のざっくりした手順
- 虫がついたら虫取りは早めにやろう
- ブレーキパッドの鉄粉が塗装にダメージを与える
- コーティングをして車のメンテナンスコストを下げよう
- 飛び石による塗装剥げは専用ペンで補修しよう
- ヘッドライトがくもったらクリーニングという選択肢もある
- 洗車の間隔は月に1回程度でよい
ということでしたね。
ずっとプロの作業を見ていると細かいところまで神経がいきとどいているし、すごいなーやっぱりプロすげー!ってリスペクトしてしまいましたね。
自分でこれだけやるのは面倒だな…と思った方は、出張洗車サービスを利用するのも手でしょう。私は月1回のガソリンスタンドでの洗車と、3ヶ月に1回出張洗車とコーティングをやってもらおうと考えています。
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