カタ通

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宗教が人殺しの理由になるのはおかしいと思います

   

最近のニュースを見ていて思うこと。

宗教を人殺しの理由にするのはおかしいじゃないの? ということを書きます。

宗教は人間にとって必要

まず宗教自体は人間にとって必要なものだということ。

宗教にはいくつかの機能がありますが特に重要なのが、

  • 死んだ後の不安を解消すること

だと思うんですね。

魂は実在するのか? 死後は存在するのか? 死んだら天国に行けるのか? 地獄に落ちるのか? という問いは人間にとって根源的なものです。

そしてこの問いに対する科学的な解答はいまだになされていないハズ。

この心の隙間を埋める役目が宗教には与えられていると思うのです。

だから、科学技術が発達した現代でも宗教を信奉する人はたくさんいるのです。

そういう意味で、今の日本の無宗教が一番偉いという風潮もそれはそれでおかしいじゃないかとも思っています。

だけど人殺しは違うんじゃないの

ですが、だからといって宗教が人殺しの理由になるのはおかしいと思うのです。それは本当の宗教ではないんじゃないかと。

「信じる者は救われる(天国に行ける)」の裏側は「信じないものは救われない(地獄におちる)」です。

だとすれば自分の宗教を信じない人は、余計に可哀想な人達なのだからより救済の対象になるのではないでしょうか。

だからやるべきことは人殺しや戦争ではなくて、布教なんじゃないの?

敵を地獄におとして、自分だけ天国に行こうという利己的な考えもまた間違っているとも思います。

それとも殺した人間は天国に連れて行けるとでも思っているんでしょうか。だとしたらなおさらヒドイ。

結局人を助けるための宗教が、戦争や人殺しの口実にされているという感じを受けます。

そしてこの状況に強い憤りを感じます。

あとがき

私は宗教学者ではないで、あくまで個人的で独自な宗教の解釈になっていることを付記して筆を置きたいと思います。

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