声を出して文章を推敲するだけで読みやすいブログ記事になる理由
2015/05/10
せっかく苦労して記事を書いても、読者に伝わらなければ意味がないんですよね。
よって「読みやすい伝わる記事を書く」というのはブロガーにとって、すごく大事なスキルなわけです。
私は最近読んだ「人気ブログの作り方: 5ヶ月で月45万PVを突破したブログ運営術」という本の影響を受けて、ブログを書くときに「声に出して文章を推敲する」というライディングのテクニックを実践しています。
何記事か書いてみて、この方法は読みやすい記事を書くために非常に有効だと感じました。
そこで本記事では「声に出して文章を推敲する」と読みやすい記事が書ける理由を考えてみます。
ブログは文語体より口語体の方が読みやすい
ブログという媒体においては、文語体(書き言葉)より口語体(話し言葉)の方が適していると思います。
私は他人のブログを読むときにスマートフォンでサーっとスクロールして、なんとなく見出しとその周辺を見て読んだ気になることが多いです。
その時、フランクな話し言葉の方がアタマに入ってくる感じがします。
たぶん理由は2つあって、口語体は文語体と比較して情報を表現するのにより多くの文字数を使っているからというのと、具体的な話しが多くなるからだと考えています。
声を出してブログ記事を推敲すると、自然と文章が口語体になって読みやすくなります。
などと言いつつ当ブログの場合、実際はかなり書き言葉寄りの文章になっていますが。。
それでも放っておくとどんどん難しい表現がエスカレートしてしまうのを抑制するという効果があります。
ターゲットをイメージしたライティングができる
ブログを書くときにターゲット(誰に向けて書くか?)を設定するとよい、とよくいわれますが、声を出して文章を書くとこれが自然に出来るようになります。
私の場合は「会社の休憩時間に同僚と雑談する感じ」をイメージしています。当ブログは私と同年代の理系サラリーマンをメインターゲットにしているので。
語りかける相手が想定されていないと、独りよがりで舌足らずな文章になりがちなんですね。
相手に語りかける感じで書くと自然と相手がどんなことが分からないかを想像しながら書くので、説明が行き届いた分かりやすい文章になります。
誤字脱字が減る
よくいわれることですが、誤字脱字の凡ミスが減ります。
ディスプレイを眺めているだけではなぜか気がつかないものなんですよね。
結果的に文字数が増える
読みやすい記事ということではないのですが、副産物的なメリットとして「文字数が増えます」。
是非実際やってみてもらいたいのですが、大雑把な下書き状態から推敲した後で最大で倍の文字数になることもよくあります。
今まで文字数不足でボツになっていた原稿が1本の記事として成立するので、結果的に記事数も増えるでしょう。
あとがき
SEOも重要ですが、こういうアナログな方法も同じくらい大事だとおもいます。
お金がかからないですし、簡単な割に効果が高いので、今日から試してみてはいかがでしょうか。
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