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英語配列キーボードのメリットとデメリット

      2016/05/10

英語配列キーボードを使うメリットとデメリットについて書きます。

英語配列キーボードはオリジナルのキーボードである

英語配列キーボードは英語圏で使われている配列のキーボードのこと。US配列ともいう。パソコン発祥の地であるアメリカのオリジナルキーボード配列でもある。

キーボードのキーの配列は言語圏や国ごとにカスタマイズされていて、日本ならば日本語配列のキーボードが一般的です。

しかし私をふくめて日本人でもあえて英語配列のキーボードを使う人もいます。そんな英語配列キーボードのメリットはどこにあるのでしょうか?

英語配列キーボードのメリット

メリット1:エンターキーとバックスペースキーとスペースキーが押しやすい

英語配列キーボードではよく使う以下のキーが押しやすくなります。

  • エンターキー
  • バックスペースキー
  • スペースキー

エンターキーが押しやすい

日本語キーボードではエンターキーは右端にL字型で配置されていますが、英語キーボードではI字型のキーが横になって配置されています。

この配置によりエンターキーと小指が近くなっていて、ホームポジションから手を離さずにエンターキーを押せます。

英語配列キーボードのリターンキーを小指で押しているところ↙

バックスペースキーが押しやすい

バックスペースキーは日本語配列キーボードでは右上の一番はしっこですが、英語配列キーボードの場合はもう少しホームポジションに近くなり打ちやすいです。

英語配列キーボードのバックスペースキーを小指で押しているところ↙

スペースキーが押しやすい

スペースキーは日本語配列キーボードより英語配列キーボードの方が大きいです。当然大きいキーの方が打ちやすいです。

 英語配列キーボードのスペースキーは日本語キーボードより大きい↙

メリット2:変換/無変換キーがない

英語配列キーボードには日本語キーボードには必ずある変換/無変換キーがありません。

えっ?変換キーってなにって?

そう思った人が多いと思います。つまりそのくらい使わないキーということですね!

変換/無変換キーは日本語の全角を半角カナに変換することができるキーなのです。ですが日本語の「半角カナ」を使っているが果たしてこの日本に何人いるのかすごく疑問です。

日本語キーボードではこんなにいい位置に変換/無変換キーが配置されている↙

そんな押す頻度の低い変換キーが日本語キーボードにはなぜかすごくいいポジションについているのです。これはムダでしょう。

実際キーボードを使っていて無変換キーをミスタッチしてしまい、あれ何が起こったの?と変な感じになった経験のある人も多いと思いまう。変換/無変化キーは無害どころか邪魔者といった方がよいかもしれません。

メリット3:記号キーの配置が直感的にわかりやすい

英語キーボードは本場のキーボードだけあってキー配列にムダと無理がありません。日本語キーボードだとなぜここにこのキーが?と疑問になるようなキーがありますよね。

例えば英語配列キーボードでは「コロン:」と「セミコロン;」が同一のキーに配置されています。

日本語キーボードではセミコロンは「+」と、コロンは「*」と同一のキーに配置されています。

直感的には英語配列のコロンとセミコロンが同じほうがしっくりきます。

英語配列キーボードではコロンとセミコロンが同一キーに配置されている↙

メリット4:キー数が減って見た目がスッキリする

日本語キーボードにくらべてムダなキーが減る分、英語キーボードは見た目がスッキリします。

また、かな入力という概念がないので日本語キーボードにはあったひらがなの刻印がなくなります。見た目がスッキリしますね。

英語配列キーボードのデメリット

いいとこばかりに思える英語キーボードにも弱点があります。

デメリット1:たまに日本語配列キーボードを使うとミスタイプする

英語キーボードはマイノリティなので、いくら英語キーボードをメインに使っていても、一時的に日本語キーボードを使わなければならない場面が出てきます。

例えばSEがサーバのメンテナンスをするときには自分のPCではないので必然的に日本語キーボードを使うことになります。

そして普段英語キーボードを使っている人が日本語キーボードを使おうとすると…戸惑います。そしてミスタイプしまくるのです。

デメリット2:カナ入力できない

英語キーボードでの日本語入力はローマ字入力が必須です。カナ入力をしたいなら間違っても英語キーボードを使ってはいけません。

デメリット3:半角/全角キーがない

英語キーボードには「半角/全角キー」がないので、どこかのキーに「半角/全角キー」を割り当てる必要があります。

専用のソフトを使ったりディップスイッチを使って行います。最悪レジストリをいじったりしなくてはならない場合もあり、なかなか面倒な作業です。

まとめ:ワンランク上の効率を追求するなら英語配列キーボード

以上英語配列キーボードのメリットとデメリットでした。

英語配列キーボードは慣れるまで少し戸惑いますが、慣れてしまえばとても快適です。

より高い仕事の効率性を追求するならば、英語配列キーボードはオススメです。

もしもMacで英語配列を購入するなら本家の通販サイトでしか手に入らないのでご注意ください。

管理人が使っているハッピーハッキングキーボードの英語版はコチラ↙

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