人生の師を見つける方法
人生の師の見つけ方、見つける方法について紹介します。
人生の師とは
当ブログではライフワークあるいは人生の目的といったテーマについて何度か記事を書いています。
本記事でお話する「人生の師」とはその流れの中にある概念であり「生きがいや生きる意味を感じさせてくれる人」という意味です。
特定の分野における先生、師匠、トレーナーが人生の師になることもありますが、そうでなくても人生の師になる可能性があります。
人生の師がいるメリット
人生の師を見つけるメリットはなんでしょうか?
生きがいとか人生の目的を頭でグチャグチャと考えていても、永久に答えが出ることはありません。なぜなら生きがいとは理性の問題ではなく、感情の問題だからです。
ではどうすればよいか?
有名なメンタルトレーナーの西田文朗さんは
「目の前のことにがむしゃらになっていると、やりがいが自然と見えてくる」と言っています。
永遠に自分探しをしているニートを見たりすると、深くうなずける提案ですね。
でもがむしゃらに何かに取り組むことができないからこそ生きがいや人生の目的に悩んでいるのであって、やっぱりそういわれても困ってしまいます。
そこで人生の師の登場です。自分一人ではどうにもならない袋小路に陥っていても、人生の師を得ることで一生懸命に目の前の課題に取り組むことができ、やりがいと生きがいが見えてくるのです。
なぜ人生の師を得ることで問題にがむしゃらに取り組めるようになるかというと「自分を認めてくれる」という点が大きいです。
シドニーオリンピックのマラソンで金メダルを獲得した高橋尚子選手は高校、大学時代は活躍とは無縁のまったく日の目をみないランナーでした。それが小出監督を慕ってリクルートに入社してからはメキメキとその才能を発揮し、3年後にはもう日本記録を出し、ついにシドニーオリンピックで金メダルを獲得しています。
小出監督が高橋尚子選手に「Qちゃんは凄い。世界一になれるよ」と言い続けたというのは有名な話しです。誰が認めてくれなくても師匠が認めてくれているから頑張ろう。そんな不思議なパワーが師匠にはあるのです。
人生の師を見つける方法
では本題の「人生の師を見つけ方法」について紹介します。
講演会、セミナーに参加してみる、本を読む
ベタで当たり前の方法ですが、講演会・セミナーに参加してみるというのが正攻法です。
すでに書きましたが部屋にこもって1人で悶々としていても絶対に人生の目的は見つかりません。人生の目的は人との「出会い」によって見つかるものです。フットワーク軽く人と出会う機会を増やしていきましょう。
京セラの経営者で有名な稲盛和夫さんは、駆け出し社長だったころに京都で行われた講演会で、パナソニックの松下幸之助さんという師を見つけました。
なにか気になる、ピンとくる講演会があれば、そんな良い出会いがあるかもしれません。
講演会のハードルが高ければ、本を読むことがリーズナブルで同じ効果が得られます。
私が一つ例をあげるとすれば以下の西田文朗さんの本をオススメします。
小さな師を見つける
人生の師は有名人とは限りません。1人だけでもありません。
「本当に賢い人は愚者からも学ぶ」といわれるように、あなたの身近な人も人生の師になりえます。
自分にない何かを持っている人、自分より優れたところのある人、はたとえ自分より年下でも人生の師になりえます。
もっというと自分より劣っていても学ぶところがあります。反面教師ということですね。
宮本武蔵は「我以外、皆師」と言ったそうです。最強の剣客であってもたにんから学び、さらなる高みを目指していたんですね。
だから私たちも心がけさえあれば人生の師はいくらでも見つかるということです。
まとめ:小さなことからはじめよう
以上「人生の師の見つけ方」というテーマでお届けしました。まとめると、
- 人生の師とは「生きがいや生きる意味を感じさせてくれる人」である
- 人生の師がいると目の前のことに一生懸命取り組むようになれる。結果、生きがいを見つけることができる。
- 人生の師を見つけるには「人との出会い」の機会を増やすこと。身近な人からも学ぶ姿勢を持つこと。
ということでした。
小さなことからでもできるところからはじめると良いです。あなたの人生の師が見つかることを願っています。
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