【感想】鎌倉シャツは評判どうり着心地のよい高級ワイシャツだった
2016/05/10
「鎌倉シャツ」の感想をお届けします。
私が鎌倉シャツを購入した理由
30代も半ばとなり、一着2000円の激安ワイシャツではいろいろとマズイのではないか…?という漠然とした不安から、もうすこし高級なワイシャツを探してみようと思い立ちました。
以前にテレビ東京のカンブリア宮殿にて「鎌倉シャツ」というブランドのシャツが紹介されていたことを思い出しました。
鎌倉シャツは約5000円という手頃な価格帯ながら高級ブランドと同等の品質であるとの評判です。
早速「鎌倉シャツ[アキバトリム店]」にて一着購入しました。
鎌倉シャツの感想
鎌倉シャツを実際に着てみた体験レポートをお届けします。
80番手以上の高級な生地
鎌倉シャツの素材は80番手以上の生地が使われています。「番手」が大きな数ほど糸が細くなり光沢があらわれ、繊細な生地になります。つまり番手が大きいほど高級品だということです。
一般的なワイシャツは60番手くらいなので、鎌倉シャツの80番手は高級です。
私は最初に鎌倉シャツの現物を見て「妙に光沢があるな…」と思いましたが、これは高級な証しだったのですね。
さわってみると生地がきめ細かいのが実感できます。
天然の貝ボタン
鎌倉シャツのボタンは廉価なプラスチックボタンではなく天然の貝(高瀬貝)が使われています。
天然貝のボタンはアイロンがけをしても溶けたりしないという利点があります。それから表面が滑りにくいのでボタンを付けるときに滑ってうまくつけられずに手間取ることがありません。
さらにプラスチックにはないキラキラとした輝きがあります。
裏地の縫い目が目立たない
縫製はシングルニードル(巻き伏せ本縫い)と呼ばれる手間のかかる縫製で行われており、これにより縫い目が目立たずとても奇麗です。
↑これが裏地です。とても繊細な仕事をしていることが分かります。「神は細部にやどる」ということですね。
胸ポケットなしでスマートにかっこよく
鎌倉シャツはポケットがないタイプが主流です。
ワイシャツに胸ポケットが付いているのは日本人だけの文化らしく、外国人はそれをダサいと思っているそうです。
鎌倉シャツは世界標準のスマートなスタイルということですね。
個人的にはワイシャツの胸ポケットは機能的で重宝しているのですが…。
やさしく包み込まれるような着心地
実際に着てみた感想は「とてもやさしく包み込んでくれた」という感じを受けました。
いままで着ていた安いシャツは形状記憶素材のペラッペラかつバリッバリなシャツで、動くたびにパリパリとシャツに抵抗されていたように思います。
鎌倉シャツにはそういった抵抗は存在しません。肌触りはやわらかく、身体にフィットして動きにもしなやかについてきてくれます。とても着心地がいいです。
選択したらアイロンがけ必須
すばらしい鎌倉シャツですが唯一欠点があります。
形状記憶素材ではないので洗ったあとはアイロンがけが必須となります。洗濯した後はかなりゴワゴワになるので、干すときにできるだけ伸ばしておくのが良いでしょう。
もちろんクリーニングに出すという手もあります。
まとめ:鎌倉シャツはコスパが高い
以上、鎌倉シャツの感想をお届けしました。
一日中肌に触れているものだからこそ、こだわってよいものを選びたいものですよね。
その点、鎌倉シャツは細部まで丁寧に作りこまれていてかつコスパも高いワイシャツですよ。