ビットコインを利用するからにはデメリットも理解しないと
ここ最近になってビットコインという仮想通貨が急速に日本のいろんなところで普及をするようになってきました。そして実際に一部ではそれを利用して換金や決済など支払い方法の一部として利用されてる場合があります。これを導入したには現実通貨を利用するよりもそれなりのメリットがあるからですが、言い換えればデメリットも存在することとなります。
投機的側面が存在するから乱高下が激しい
ビットコインという仮想通貨は送金スピードが速いし、手数料が安いなどのメリットがありますが、逆にデメリットも存在します。まず最初のデメリットは現実通貨の余剰資金対策として投機のために利用されてることとなります。世界中にはたくさんの投機で生活をしている組織や個人がたくさんいます。それらの投機屋が数多く、この仮想通貨を利用しています。この仮想通貨の世界にも現実通貨の取引所と同様の取引所が存在をしています。その取引所の一部はドイツのクラーケンなど複数あるのですが、ここでは現実通貨のドルと仮想通貨1枚とを円相場のように取引表示しています。この相場は毎日変化しているのですが、投機的側面が強いと相場の乱高下が激しくなります。
国が保証をしていない世界の通貨だから
その投機的側面が強くて相場の乱高下が激しいということは下手をすると一夜にして価値が現実通貨以上に暴落することを示唆します。次なる懸念材料は、この仮想通貨は国が保証をしていない場合があることです。国が保証をしないということは万が一何かあっても紙切れ一枚同然の世界になることを示唆しています。ただし日本では法的には2017年の改正で正式通貨にはなっています。3つ目は犯罪組織などによる詐欺や資金洗浄の恐れがあるとして、一部の国では法律改正でこの仮想通貨の取引や所持などを制限したり禁じていたりなどします。その犯罪組織などがこの仮想通貨を使用しているのは匿名性が高いためだともされています。
何よりも現実の世界で使える場所が限られている
そしてほとんどの人にとってデメリットである最大の理由は、このビットコインという仮想通貨は、依然として多くの人に理解と信頼をされていないことです。そのために現実の世界で使える場所が非常に限られていることです。現実の世界で使える場所が非常に少ないために、お店や公共交通機関やライフラインなどほとんどの商業施設では金銭の支払いとして使えません。他にはこの仮想通貨を得るには取引所で現実通貨と交換するか、採掘というパソコンを使っての発掘作業を行うかがありますが、後者を行う場合にはかなり採算性が悪いという問題があります。理論的にはただで稼げるものの、現実にはその作業のために莫大な電気代などがかさんでしまうため、また同業者が多数いるため、ほとんどは損をするとも言われています。
まとめ
ビットコインは世界規模で使用できる仮想通貨としての魅力が高まりつつありますが、依然として多くの商業施設で使えないなどのデメリットもたくさん存在します。そのためにリスクを考えて安易に多数の金額を投じたりしないなど慎重な対応が求められます。
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