【3分解説】ExcelVBAとは何かを初心者がザックリと理解できる解説
会社の仕事の関係でVBAを勉強することになりました。
自分の学習と復習の意味もかねてVBAとはなんぞやということを初心者がザックリと理解できる解説をします。
本記事を読んで大づかみにVBAを理解して、専門の書籍を読むと理解が早くなるでしょう。記事末にVBAを勉強するのにオススメの書籍を紹介しているので参考にしてください。
解説①ExcelVBAとは
VBAとはVisual Basic for Applicationsの略です。
まずVB(Visual Basic)はBASIC(ベーシックと読む)という初心者向けプログラミング言語から派生したMicrosoft製のプログラミング言語です。
VBAの”A”はアプリケーションのことですが、ここでいうアプリケーションとはMicrosoft製のアプリケーション、すなわちExcelをはじめWordやACCESSなどを指します。
つまりVBAとはExcelやWord、Accessなどのアプリケーションに命令を与えて好きなように動かすためのプログラミング言語なのです。
特にExcelVBAといった場合は文字どおりExcelを対象にしたVBAプログラミング言語ということです。
解説②ExcelVBAでできること
Excelでできることはすべてできます。理論的には。
よくExcelVBAとExcelのマクロ機能とが同じようなものとして認識されていますが、この2つは深い関係にありますが本当は違うものです。
マクロとVBAはどう違うのか?その関係は「マクロ機能はVBAで実現されている」ということです。
マクロを作る際には人間の操作を記録するわけですが、その記録はVBAによって書かれています。
だから作ったマクロのVBAのコードを見ることができますし、編集することも可能です。
このように説明するとVBAを直接コーティングせずとも何事もマクロで事足りると思いがちですが、人間の操作ではどうしても作り出すことができない処理もVBAでコーティングすることで実現できるのです。
例えば「同じ処理の繰り返し」や「条件に応じた処理」がVBAなら可能です。
おまけ:VBAを勉強するための書籍
VBAに関する書籍はたくさん出ていますが、初心者が最初に購入するなら[「Excel VBAのプログラミングのツボとコツがゼッタイにわかる本」をオススメします。
この本はVBAの機能を網羅的に学ぶというよりも、VBAのキモ、ポイントを効率よくおさえるということに主眼がおかれています。
なのでまずはこの本を読んで次により深い内容を学んでいけばいいでしょう。
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