FX口座の開設にマイナンバーが必要な理由
FX口座を開くときなどに必要となるマイナンバーの提出に不安を覚える人もいるかもしれませんが、使われ方を知れば何にも怖いことはありません。番号の扱い方や提出する必要があるパターン、情報の管理のされ方などを知っておきましょう。
FX口座を開くときに提出が必要となる
FX口座を開設するときに必要となるのがマイナンバーです。これはすでに開設している人でも必要となるパターンもあり、必須事項です。FX口座の会社だけが対象なわけではありません。他の金融機関なども必要な場合があります。よって個人情報であるマイナンバーの開示を恐れる必要がありません。プライバシーはしっかりと守ったうえで管理してもらえます。申請には個人番号カードのコピーを用います。個人番号カードではなく通知カードでも提出に使うことができます。FX口座を開設する前に写真付きのマイナンバーカードを用意しなくても大丈夫です。
FX会社でのマイナンバーの使われ方
マイナンバーがFX会社でなぜ必要かというと、会社が税務署に支払調書を提出するときに必要だからです。書類に必ず個人番号を記載するよう義務付けられているため、個々人のマイナンバーが必須となります。ではなぜそのようになったかというと、脱税を防止するためです。FX会社がマイナンバー法に則り利用すること以外に使われることはありません。公正な税を課すために、税務署が一括管理しやすいよう利用されるだけです。一括で管理されるからといって、別のところにFX会社の情報などが渡されることはありません。よって勤め先に売買収益がわかるということはないので安心してください。
マイナンバーの提出が必要となるパターンを確認
マイナンバーの提出はFX口座を初めて開設するときだけとは限りません。たとえば氏名や住所の変更をするときでも必要となります。また、FX以外の取引口座を追加で開設するときにも必要です。新たにNISAをはじめる時も、提出が必須となる前に口座を開設している人は番号の提出が必要となります。ただ、追加する口座によっては不要となる場合もあります。すでに口座を持っていて、まだ提出していない人も口座をそのまま利用できますが、後で通知をする必要があります。いつまでに通知をしなければいけないのか期限が設けられていますので、それまでに必ず提出しましょう。
まとめ
FX会社に個人番号を通知しても、個人で困ることはありません。FX会社側が書類に番号を記載したり、行政側が税務関係で使用するだけです。顧客は他の確認書類と一緒に提出するだけで済むので、その後面倒なことは一切ありません。
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