Charlotte(シャーロット)のパクリとオリジナリティはどこか?
2016/02/12
Charlotte(シャーロット)がついに完結しました。
ところでCharlotteには過去の名作アニメのよく言えばオマージュ、悪く言えばパクリと思われる場面が頻出します。
今回の記事では前半で私が確認したCharlotteのここがこの作品と似ている!というところを具体的にあげ、後半ではCharlotteのオリジナリティはどこにあったのかということを考えてみます。
パクったとおもわれる作品
コードギアス・反逆のルルーシュ
主人公の乙坂有宇くんがルルーシュに激似です。能力を使うときに目が光る感じとか仕草とか、主にビジュアル的なところが似ています。
とある魔術の禁書目録など各種能力者もの
シャーロットはいわゆる「能力者もの」で、それぞれのキャラの能力はどこかで見たことあるようなのが多いです。とある魔術の禁書目録とかを思い出します。
主人公の能力が「奪還」というのは、ギルティクラウンが思い出されました。
涼宮ハルヒの憂鬱
生徒会の構成員とノリに涼宮ハルヒの影響が見てとれました。
あとなぜか唐突に野球大会をはじめてしまうあたりも。
シュタインズゲート
シャーロットにはタイムリープ要素もあります。タイムリープといえばシュタインズゲート。
魔法少女まどかマギカ
タイムリープものということもありますが「世界を救うために世界中すべての能力者の力を奪う」という設定に、まどかマギカを感じました。
Charlotteのオリジナリティ
以上書いてきたように、Charlotteはアニメオタクというほどでもない私でもいろんな作品が思い浮かぶほどに多くの他作品の要素で構成されています。
そんなシャーロットのオリジナリティは一体どこにあるのでしょうか?
それはたぶん「人と人とのふれあいのあたたかさ」なんじゃないかと思います。
麻枝准さんの他の作品にも共通しますが、人と人同士のキズナの「あたたかさ」を感じられるんですよね。
Charlotteでいえば主人公の乙坂有宇くんと、ヒロインの友利奈緒ちゃんの最初は冷えきっていた関係がだんだん深まっていって、最後にはちゃんとあたたかいキズナで結ばれていたことが見ていてよくわかりました。
大事なところはそこで、パクリにつぐパクリの目まぐるしい派手な演出はすべてそこを表現するための舞台装置だったと思うんですよね。
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