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エロマンガ先生のおかげで足立区がイメージアップしたよね

   

人気ライトノベル、そして2017年6月現在アニメ放映中の「エロマンガ先生」のおかげで足立区のイメージがすごくアップしたよねっていうお話し。

エロマンガ先生

エロマンガ先生!

エロマンガ先生(アニメ)の聖地は足立区!

エロマンガ先生のアニメは舞台設定が足立区の五反野駅周辺に設定されています。つまり足立区がついに萌えアニメの聖地になったということですね。

主人公のラノベ作家「和泉 正宗(いずみ まさむね)」や妹でヒロインの和泉 紗霧(いずみ さぎり)、そしてお隣さんでラノベ作家の山田エルフらがドタバタ劇を繰り広げる舞台として足立区が描かれています。具体的には五反田の駅や荒川新橋、そして足立第五高校(実在するかは不明だが荒川ぞいの似たような学校はある)などが登場します。いやー感慨深い。

なぜ私がこんなに感激しているかというと、なにを隠そう私が足立区出身だから。今は別の場所に住んでいますが、生まれ育ったのは間違いなく足立区です。

で、自分でいうのもなんですが、足立区って世間的なイメージがあまり良くないんですよね。なんとなく恐そうみたいな。東京23区の中で間違いなくワースト1のイメージ悪さだと思います。それは確かに治安が比較的悪いからであったり、生活保護受給者の数がとても多かったりするからなんですけどね。

エロマンガ先生以前の足立区を舞台にしたドラマと漫画

足立区の悪いイメージを象徴するように、これまでに足立区を舞台にしたドラマや漫画はことごとく荒んだ場所として足立区を描いています。2つ例をあげましょう。

「三年B組金八先生」で足立区=不良だらけ、のイメージに

もはや誰かわからない武田鉄矢

もはや誰かわからない武田鉄矢

古いですがもっとも足立区を有名にしたドラマが「3年B組金八先生」。熱血教師の金八先生が不良たちとぶつかり合いながら、教え導いていく人間ドラマですよね。

とても泣けるドラマではありますが、足立区の学校は荒れまくっているというイメージを定着させてしまったという側面もあるわけです。

ところで 「3年B組金八先生」 というタイトル、エロマンガ先生の「先生」とかぶってますね。もしかしたらアニメ版のエロマンガ先生の舞台が足立区になったのは 「3年B組金八先生」のおかげかもしれません。やはり金八先生は偉大です。

「闇金ウシジマくん」で足立区=多重債務者だらけ、のイメージに

闇金ウシジマくん第一巻の表紙

闇金ウシジマくん

続いてはこちらも人気漫画「闇金ウシジマくん」。こちらは確定情報ではないですが、ネット上では足立区の竹ノ塚だということで大体意見が一致しているようです。

闇金ウシジマくんも人気漫画ではありますが、残念ながら多重債務者=足立区民というイメージを強化する形になってしまいました。

エロマンガ先生の中の足立区はやさしい世界

以上みてきたようにメディア上で不遇すぎるイメージを作り上げられてきた足立区。故郷の不遇さをいつもはがゆく思っていました。

まともなアニメは足立区を舞台にしたりしないのか…となかばあきらめていましたが、突然救世主のようにエロマンガ先生があらわれました!キタコレ正統派の萌えアニメだよ!!今季覇権アニメだよ!!!

ひきこもりの妹がメインヒロインのお話しなので外を出歩くシーンは少ないですが、闇金ウシジマくんで描かれる殺伐としてゴミゴミした足立区のイメージとは全く違う、萌えアニメ特有のやさしい空気感あふれる空間に足立区が描かれています。たかさご書店みたいな小奇麗な本屋さんがあったら私も行きたかったな…。

足立区はイメージだけでなく中身も確実に良くなっている

エロマンガ先生のおかげで足立区のイメージがアップしたと書いてきたけれど、それはイメージだけが上がったわけではなくて本当に足立区の中身が良くなってきたことが評価されたともいえると思います。

私が足立区に住んでいた20年前までは、間違いなく足立区はヤバいヤンキーどもが跋扈する修羅場でした(さすがに大げさかもしれないが)。

しかしここ最近は東京に人口が一極集中の大きな流れが加速しており、東京に流れ込んでくる地方出身者にとっては足立区は危ない場所というよりも東京に近いのに地価がずいぶん安いコスパの高い地域と認識されています。

地方から移住してきたノンネイティブな住民とネイティブな足立区民とはお互いに相容れない存在ですが、移住民が増えてくるにしたがって徐々に先住民の割合が減り、もともとあった殺伐とした文化も薄れつつあるのでしょう。

20年前を知っている先住民だった私にはそれは少し寂しいことだ。だけどエロマンガ先生の中の足立区と三年B組金八先生や闇金ウシジマくんの中の足立区のどっちが好きかと問われれば、私はやはりエロマンガ先生の方が好きなのだ。

まとめ:エロマンガ先生がいる足立区が大好きだ!

以上「エロマンガ先生のおかげで足立区がイメージアップしたよね」というテーマでお届けしました。この記事をまとめると、

  • エロマンガ先生(アニメ)の舞台設定(聖地)は足立区である
  • 3年B組金八先生や闇金ウシジマくんの中の足立区は殺伐としたイメージだった
  • エロマンガ先生の中の足立区はやさしい世界
  • 足立区はイメージだけでなく中身も確実に良くなっている

ということでした。

誤解してほしくないのだが、私は昔の足立区も今の足立区も大好きなのである。いや好きという言葉ではうまく言い表せない気持ちがある。それは望郷、故郷は遠きにありて思うもの、といった切ない感情だ。

不遇なイメージで当然の場所だったとは思う。もしかしたらエロマンガ先生の世界の中の足立区は偽物の作り物なのかもしれない。だとしても、それでも美しい足立区を見せてくれたことが私はうれしい。

最後に、アニメの内容そのものにはほとんど触れなかったけれどもちろん素晴らしい作品だ。まだ見ていない人は是非見てほしい。

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