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20年ぶりに「きまぐれオレンジロード」を読んだ感想

      2016/02/11

今回は1984-1987年まで週刊少年ジャンプで連載していた「きまぐれオレンジロード」という当時の人気マンガについてのお話しを。30代くらいの人でないとわからないかな。

最近私の中で昔のマンガを電子書籍で読むのがブームになっていて「きまぐれオレンジロード(きまオレ)」もその流れで読んでいます。

当時はただ単におもしろいと思っていた漫画も、今読むとまた違った感想が出てきてまた違った見方ができるので20年ごしの感想を書いてみます。

永遠に続く甘い三角関係というファンタジー

私がきまオレに触れたのはリアルタイムではありません。

マンガ連載は終了してたし、アニメは再放送を見ていました。

当時の私は高校生。今から20年前のことです。

男子校で女の子と触れ合う機会のない生活だったので、当然誰かとつきあったこともなく、男女交際を夢想していた時期でした。

当時はマンガの世界の話しがすべてで、現実もきっとこんな風に恋愛は進んでいくのだろうと思い込んでいたのです。

しかしいま読むと甘い三角関係という「ファンタジー」だというのがよくわかります。

ファンタジーを成立させるために登場人物のリアリティは激しく欠如しています。

まず恭介の優柔不断ぶりが異常。一応ひかるちゃんが彼女のはずなのにやたらと鮎川とデートする。そしてどちらが好きかをハッキリさせないまま中学高校時代を過ごすという。

さらにひかるちゃんが鮎川と恭介の気持ちにあまりにも気づかないという。ふつうの女の子なら第2話くらいでピンと来て身を引くかさらにアタックする考えるよね?

その点鮎川だけはリアルかもしれない。ひかるに気を使って恭介と一定以上深入りしようとしない。

やっぱり鮎川が好き

この、本当は恭介のことが好きなのにひかるに気を使ってガマンしてる感じがスゴくグッときます。鮎川さん。

やはり、きまぐれオレンジロードの魅力はメインヒロインの鮎川さんの魅力とほぼイコールだと思うのです。

ちなみにマンガに書いてある作者まつもと泉さんのコメント(どこに書いてあったか忘れてしまった)によると「もっとも鮎川の顔を書くのに時間がかかっている」そう。

確かに鮎川の微妙な気持ちを表情だけで表現しているところがスゴイところなのですよね。

現代のラブコメ作品にも影響を与えている

「きまぐれオレンジロード」はラブコメ界の古典といわれるほどに現代のラブコメ漫画やアニメにも大きな影響を与えているようです。

最近のアニメで例を挙げてみると「冴えない彼女の育て方」でヒロインと主人公の出会いが風で飛んだヒロインの帽子を主人公が拾うところからであることが挙げられます。

また「中二病でも恋したい」のオープニングの演出はきまオレの伝説のオープニング「NIGHT OF SUMMERSIDE」をすごく意識していると思うのは私だけでしょうか。

あとがき

今回は漫画版の感想でしたがアニメ版の出来もいいです。こっぱずかしさは漫画より上かも。

最終回の感想も書きましたのであわせてどうぞ!↙

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