カタ通の2016年春期アニメ感想
2016/07/05
2016年春期のアニメが終わりました。カタ通の感想を書きます。
「美少女戦士セーラームーンCrystal SeasonⅢ デス・バスターズ編」の感想
2016年春期で一番面白かったのはセーラームー クリスタルでした!
元祖セーラームーンをリアルタイムで見ていた世代(30代くらい)にとってはたまらなかったですね。
元祖セーラームーンと比較するとクリスタルには以下のような違いがありました。
- 話数が少なく展開が早い
- 作画が少女漫画寄り。安定している
元祖には元祖のよさもあるけれど、クリスタルにはクリスタルのよさがあります。メインストーリーから脱線することがないので話しが進まなくてイライラすることはないですし、画力が安定しているので安心して見ていられました。
内容はデスバスターズ戦。ウラヌス、ネプチューン、プルートそしてサターンの外部太陽系セーラー戦士が登場するシリアスかつアツい展開で心を鷲掴みにされっぱなしでしたよ。ウィッチーズ5とか懐かしすぎ。
オープニングテーマは「ムーンライト伝説」ではなく「ニュームーンに恋して」という曲でした。同じ曲を違う声優+ももいろクローバーZが各話ごとに入れ替わりで歌うという演出が芸が細かくて好印象。最初はピンとこなかった「ニュームーンに恋して」ですが最終的にスゲーいい曲に思えてきました。
セーラームーンというのは、セーラー戦士として戦う「強さ」と女の子としての「可愛さ」が作品のテーマだと思います。ニュームーンに恋してはそのテーマがよく表現されている曲だと感じますね。
▼▼こちらはももくろバージョンの「ニュームーンに恋して」▼▼
「文豪ストレイドッグス」の感想
太宰治に芥川龍之介、国木田独歩といった過去の文豪たちの名前のついたイケメンキャラたちが異能力バトルを繰り広げるというと、いかにも腐女子御用達アニメのように聞こえますが。男子でも普通に楽しめました。
不快に感じたり飽きたりする箇所がなく、既視感もなく、それなりに盛り上がるところもあり、気軽に楽しめるよいアニメだと思います。文学に詳しくなくても特に問題ありません。
今は探偵をしている太宰治が元マフィアという設定がカウボーイビバップっぽくて好き。
「機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096」の感想
OVA作品のガンダムユニコーンが再編集されてテレビ放送されました。
私はガンダムってちょっと苦手意識があるんですよね。なぜかというと登場人物の相関関係とか政治とか歴史とかの設定がややこしく感じるからなのです。ガンダム好きの人ってそのあたりのことを熱く語りますよね。正直ウワッとなります(笑)。
ガンダムユニコーンもそのあたりフワッとしか分かっていません (笑)、がテレビ放送だったのでストーリーの分かりやすい説明が毎回最初についていたのでなんとかストーリーについていくことができました。
金曜ロードショーでよくある身も蓋もないストーリー説明テロップってバカにされがちですけど、あれで救われているひとは確実にいると思うよ。
「甲鉄城のカバネリ」の感想
ノイタミナ枠は毎回クオリティが高いですよね。「甲鉄城のカバネリ」 のキャラクター原案はあの「超時空要塞マクロス」の美樹本晴彦さんがつとめていました。ウン、そう言われてみれば確かにこれはマクロスの絵だ。
お話しは「ギルティクラウン」と「進撃の巨人」を足して和風の味付けにしてみました、という感じかな。
無名ちゃんとあおい様のダブルヒロインかと思いきや、中盤からは完全に無名ちゃんルートに入っていましたね。あおい様ルートも見たいぞ。
「ビッグオーダー」の感想
たぶんあんまし話題になってない。ビッグオーダーは「未来日記」の「えすのサカエ」さん原作漫画のアニメ化です。
内容は「反逆のルルーシュ」と「新世紀エヴァンゲリオン」のストーリーに異能力バトルを加えたという感じ。
まあなんとか最後まで見ることはできたけど、何か自分の中に残ったかといえばウームとなる。。
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