FX口座と証券口座の違いは税制が異なる

FX口座と証券口座の違いは税制が異なる

所得があると、それに対して税金がかかります。FX口座の場合は雑所得になり、証券口座の場合は譲渡所得になります。互いい損益を通算できない違いがあるので、口座も別々に作る必要があります。同じ会社でもそれぞれ作る必要があります。

証券会社に口座があっても別途必要

最近は、株式投資はネットでできるようになりました。ですからネット証券などを利用して株式投資をする人がいるかもしれません。証券口座を持っていれば、株式投資や投資信託などへの投資ができます。ではFXにも投資ができるかですが、別途FX口座を開設する必要があるので注意が必要です。まずその証券会社でFXを扱っているかどうかがあります。扱っていない時は、扱っている会社を利用しないといけません。扱っているときでもFX用とは違いがあるため用意が必要です。ただ、簡単い作れる場合が多いです。申請をするだけで作れることも多いです。

それぞれの口座で互いの投資は不可能

銀行口座は多くの人が持っている口座です。主にお金を預けるための口座で、運用といっても定期預金ぐらいになります。一方証券口座やFX口座はどちらも資産運用をするための口座です。そのためどちらも同じように感じるかもしれません。実は違いがあるためにそれぞれ互いの投資はできないようになっています。FXの口座を持っていてもそれで証券投資はできませんし、証券会社の口座だけではFXの投資はできません。それぞれ適用される税制が異なるため、同じように扱うことができません。株式や投資信託は同じように損益が計算されますが、FXは別途雑所得として計算される税制になっています。

証券会社のようにお金は増えることがない

証券会社で証券口座を作ると、MRFと呼ばれる口座に入金されます。これは公社債投信の一つで、現預金に非常に近い商品になります。一応分配金も得られるれっきとした投資商品になります。一方、FX口座の場合はこれとは違い、単に現金をストックしておくための口座になります。ですから、置いていても増えることはありません。何らかの投資をする必要があります。先に証券会社で口座を作っている人は、FXの口座でも少しは増えると考えている人がいますが、その仕組みはないので注意しましょう。海外の口座の中には一部利息が受けられる所もありますが、日本にはありません。

まとめ

証券口座とFX口座はどちらも投資のための口座で、証券会社で行える場合もあります。しかし口座は分けられます。違いとして、利益に対する税制が異なる部分があるでしょう。両者で得た損益は通算されませんから、口座も別々になっています。

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